2023/04/06

中小企業を中心として、現在でもタイムカードによる勤怠管理を行っている会社も少なくありません。タイムカードを導入している会社では、勤怠管理システムは、コストがかかるだけで特に必要ないと思っている所もありますが、実は、システムを導入することでより多くのメリットを得ることができます。タイムカードは、毎月必ず集計や入力作業が必要となってきます。100人規模の企業の場合、集計や入力、確認作業などを行うのに、2人がかりで2日以上はかかってしまいます。
この作業は手動で行う必要がありますから、ミスを引き起こす可能性も少なくありません。一方、勤怠管理システムを導入した場合には、これまで手動で集計していた作業を、自動的に行うことができるため、集計・入力にかかっていた業務時間をカットすることができ、ミスも怒りませんから、業務効率化をはかることができます。システム導入は、一見コストがかかるように見えますが、集計や入力作業にかかっていた人件費を削減することができ、さらには、本来の業務に集中することができますから、労働生産性の向上にもつながります。また、労働基準法では使用者は労働者名簿や賃金などの労働に関わる書類を3年間保管する必要があるとされているため、タイムカードは保管義務があり、保管場所を確保しないといけません。
勤怠管理システムなら、システムに記録されているデータを、CSV形式で取り出すことができるため、PCで簡単に管理することができます。